今はもういない生き物たちの図鑑として見るだけで楽しい本だ。先カンブリア時代から古生代、中生代、新生代の海の生き物たちの変遷を大きな流れで追うことができる。
水草みたいなランゲオモルフから潰れた饅頭みたいなディッキンソニアの時代。なんだかよくわからない硬質のパーツをもつ生き物の時代(本当によくわかっていないそうだ)。
棘棘した生き物たちが出てきて、かの有名なアノマロカリス!!ナウシカの虫とか絶対モデルこれだよ。三葉虫はなんともいえない格好よさがある。で、サソリ系の形のが出てきて、ユーリプテルスはちょっと可愛いいけどアクチラムスは可愛くない。
魚たちの祖先はもともと生態系の弱者だったが、顎を獲得したことで強者に躍り出る。その身体もどんどん大きくなりダンクルオステウスとはは8~10mくらいの大きさだったかもしれないとか。
なんだかトカゲみたいな顔と口の魚とか、20mくらいあったクジラの仲間とか、歯が35cmあるリヴィアタンて怪物の名前を持つのとか、古代の海半端ないっす!!怪物大戦争です。離れたところか、録画で見たいです!!!!
古生代の生き物、形が摩訶不思議すぎて見ていて飽きません。なんでそんなところに目や口がついてるの?それ獲物とらえる前に歯が自分に刺さらないの??そのでっぱりの役目なに???
サメ帝国の逆襲とは銘打っているが、サメだけでなくさまざまな生き物たちを満喫できる一冊。