【 再読 】ミャンマーの柳生一族

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ミャンマーという国がどうも気になる。全くもって縁もゆかりもないのだがニュースや読み物があるとつい見たり読んだりしている。西原理恵子氏のミャンマーでの僧侶体験漫画を読んだのがきっかけだったか、この本の作者の納豆ルポがきっかけだったか。食事が美味しいらしく住まう人々が穏やかで人間味に溢れ、しかしどこか変わった人が多いというイメージである。自分の読む本に偏りがあるため実際とは異なる可能性が高そうであるが。

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蜜蜂と遠雷

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天才のインフレなのである。あ、いい意味です。天才ってのは小説の場合ひとつの作品に1人出てくれば上々なもので、なんなら必ずしも出てこなくても物語は成立する(漫画の場合はまた別である)。それ以上出てくるとそれこそ飽和状態になって誰が何の天才なのかよくわからなくなる。

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大本営が震えた日

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第二次大戦の開始直前、日本の軍事機密を持った人物が乗った飛行機が行方をくらませた。練りに練られた軍事機密が敵国に漏れたらどうなるのか。西野カナとか言ってる場合じゃなくて、大本営はどれほどガタガタのブルッブルに震えたことだろう。吉村昭氏は短く簡潔でありながらそれでなくてはならないタイトルをつける人だと思っていた。本作は他と少し違うがなんともパンチのあるタイトルについ読んでしまったのである。

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11月に去りし者

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結局、ケネディ大統領ってなんで暗殺されたんだっけと今更の疑問抱き、自分はアホなのかと思った。反リベラル派によるものだとかCIAが主謀だとか玉石混交の説があまたある中、それが分からないからいまだに人々の関心を引くんじゃないか。現在まさに超保守派からリベラル派へアメリカ大統領が交代したところであるが、JFK暗殺を絡ませたMWA賞受賞作家のクライムノベルである。

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禍いの科学

禍いの科学
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人間は同じ信教や迷信を共有できることにより、少人数ではなし得なかったことができるようになったとあったのはサピエンス全史だった。成し遂げられるようになったのは必ずしも良いことばかりとは限らない。ということで人間の科学が導いた禍いの話である。

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