嫌われた監督 落合博満は中日をどう変えたのか

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上質なミステリーもしくは硬派なハードボイルドでも読んでるような読み心地で大変に面白かった。落合博満 元中日監督を題材にしたノンフィクションである。著者はNumber編集部を経てフリーになった鈴木忠平氏。

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エリザベス女王-史上最長・最強のイギリス君主

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私の読書傾向のひとつに、強い推しについて語る人のものを好むというところがある。強い推しを持つ人たちの長期間にわたる観察や到底そこまでは思いつかないという深い考察(時によっては妄想)について話を聞くように本を読むのが好きなのだ。

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地獄変・偸盗

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なぜなのかよくわからないが最近「藪」という字が気になって「藪」と言えば『藪の中』ということで読むことにした。先日『蜘蛛の巣城』で弓矢に射られまくる三船敏郎を何かで見て、黒澤映画の三船敏郎を見たのもきっかけかもしれない(『羅生門』は芥川龍之介の『藪の中』が原作。)

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夏への扉

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非常に面白かった!!今となってはかの有名なと言われる類いの本であろうロバート・A・ハインラインによるSF小説。初版は1956年。最近、山﨑賢人主演で映画化されたこともあり改めて話題になっていた様子。有名作であったものの初読であったため、その先進性に新鮮に驚き、大いに楽しんで読んだ。

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業火の市

業火の市 ドン・ウィンズロウ
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本シリーズを持って作家を引退することが発表されたドン・ウィンズロウの最新作。大好きな作家である。インターネットで引退のニュースを見てショックで声が出てしまった。翻訳は田口俊樹さん。最近のウィンズロウはこの人が多い。

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喰うか喰われるか 私の山口組体験

喰うか喰われるか 私の山口組体験
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タイトルほどは劇的な本ではなかった。どちらかと言うと「俺とヤクザと時々、細木数子」という感じだった。50年に渡りヤクザを追いかけてきたノンフィクション作家が自分の人生とともに当時のヤクザとのやりとりも振り返る内容。

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悪党たちの大英帝国

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パスポートも持っていない内弁慶で主な知識は読み物とアニメで手に入れる気の散ったオタクなので、イギリスと言えば帝国主義全盛の時代に世界の美味しいところを総取りしていた皮肉好きの人々がいる国という勝手なイメージがある。

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一度きりの大泉の話

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苦痛から逃れるために自分なりのやり方を何とか覚えたにも関わらず、無関係の他人にそれをやいやい言われ、説明するために苦痛だったことを思い出して本まで書かざるを得なかったとは。なんとお気の毒に。しかし、この絞り出されるように作られた本に対して、勝手ながら私は少しホッとした。

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ギケイキ

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ご多分に漏れず三谷幸喜も大泉洋も大好きなので今年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を毎週楽しく鑑賞している。楽しくというにはなかなか中身がヘビーだったりもするのだが、平安・鎌倉時代だから仕方ない。現代から見ればなんと野蛮なと思う場面が多々あるが面白いものは面白いのである。

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