御子柴くんの甘味と捜査

最近読んだ本を見返してみたら、大量殺人、人種差別、恐怖の考察、セクハラと暴力。そんな世界のキワみたいなところばかり読んでどうするんだ自分!この本が良い箸休めになりました。箸休めと言うには、大量の甘味が出てくるけれども。 続きを読む

談志楽屋噺

渋谷のパルコのライブショーで、始まったと思ったら、『今日はお前らに覚醒剤の打ち方とセンズリのかきかた教えてやる』。おっかないじじいである。立川談志と言えば、いっつも仏頂面で、なにかあると客に喧嘩売って帰っちゃったり。弟子から授業料だってお金とったり。天才肌で恐ろしくうまいという噺家のイメージ。もちろん、実際の高座を見たことはない。 続きを読む

恥辱

ふーむ、ノーベル文学賞ってこういう本がとるのか。文章的には難しくないが、多様な価値観を持つことの難しさが問われる本だ。自分自身の持つ醜さ。命と向き合うことの残酷さ。生きていく覚悟。直視するのはなかなか厳しい。

52歳の大学教授、デヴィッド・ラウリーは2度の離婚を経験後、娼婦や手近や女性で自分の欲望をうまく処理してきた。だが、軽い気持ちから関係を持った女生徒に告発され、人生が暗転する。 続きを読む

八月の六日間

人がすることの中で、理解できない、いくつかのうちの一つが、登山だ。なぜわざわざしんどい思いをして、危険を伴って、山に登らねばならないのか。でも意識しているということは、気になっているということだから、いつか登山したくなってしまうのかもしれない。例えば、こんな本を読んでいると。 続きを読む