私のことはほっといてください

あれほど電車で読んではいけないと、帯に書いてあったのに、読んでしまった。

結果、湧き出す笑いを抑え過ぎて、涙や鼻水が吹き出しそうになり、無理やりページを閉じて、まったく関係ないジャンルの本を開いて気分を落ち着かせた。危なかった。本当に電車で読んではいけない。

こないだ読んだザ・ロードの親子が読んだら、泣いて怒りそうなユルイ日常を描くエッセイ。

にも関わらず、ずーっと面白い。面白くて面白くて止められない。しかし言葉で説明しようとすると、昨夜見た夢の話を人にするような気持ちになる。

私「面白かったのよー!!昨日夢でさ〜」

聞く人「う、うん・・・・」

説明しようとすると面白さを失う。解説で宮下奈都も言っているが、この人の面白さを言葉で説明しようなんて野暮なのだ。

とはいえ、記念に一番笑いをこらえたワードを記録しておこう。

餅は「肉でも魚でもないから野菜」

「汚れを落とす仲間たち」

北大路さん相撲が大好きで、特に稀勢の里を忘れて応援する方法でもって応援して(意味がわからないが)、見事稀勢の里は横綱になった。

しかし、おそらく忘れて応援することを忘れてしまったのですね。ちょうど本日、稀勢の里、引退の悲報が飛び込んできた。ツイッターでの北大路さんの嘆きが深い(フォローしてるし)。

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