九十歳。何がめでたい

ベストセラーになる本はどんなきっかけでなるんだろう。この本、少し前にだいぶ売れていた。図書館で順番が回ってくるのに、しばらくかかった。佐藤愛子の小説を読んだこともないのに、ベストセラーになっていたのでとりあえず読む。

図書館でベストセラーになっている本を予約すると、面白いことに気がつく。順番が回ってくるのがとてもゆっくりなのだ。予約人数が多いからではない。おそらく、読むのがゆっくりの方が多く借りているので、循環が遅いのだ。普段はそんなに本を読まないけれども、話題になっているから図書館で借りて読んでみよう、という感じなんだろうか。かくいう自分も話題になったなら、何かしか面白いところがあるのかと思い読んだ口だ。

うん、まあさらりと読めて、時々プッと笑える。パワフルなおばあさんの良いエッセイですね。常に何かしらに噛み付いているところが素敵です。このエッセイを書いて老人性鬱から抜け出したとおっしゃっているので、人間出来るうちは、ちょっと頑張って仕事なりをした方が老化に抗えて良いのだなと再確認。さて、1時間で読みおえたのですぐ図書館に返そう。待っててね、次の人。

九十歳。何がめでたい」への2件のフィードバック

  1. 読書メーターでこのブログ知って拝見しました。面白くていいですね。
    あと、ブログのタイトルがカッコいいです。

    • ありがとうございます嬉しいです。

      脈絡なく読んだ本を、その時の思いとともに書き散らかしたブログです笑。またのぞいてみて下さいね。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です