滅びの前のシャングリラ

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図書館の返却期限が迫っていたのダッシュで読んだが、ほぼ1日で読み終わった。それほど読みやすい。

 

シャングリラ。『イギリスの作家ジェームズ・ヒルトンが1933年に出版した小説『失われた地平線』に登場する理想郷(ユートピア)の名称。転じて今では理想郷の意味合いで使われる。』電気グループやチャットモンチーの歌とか思っていてお恥ずかしい。

 

小惑星が地球に衝突し滅亡を余儀なくされたことを知った人類は、暴動や略奪により荒廃していく。ディストピア的環境で、今まで思うように生きることができなかった人々が改めて巡り会い織りなすユートピア。

 

限られた世界だからこそ懸命に生きることができる人々が悲しくも愛おしい。

 

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