会計の世界史

数字が苦手なのだ。苦手というか、いっそセンスがない。

それは繰り上がりの足し算でつまずいたことから始まったのか、はたまた、掛け算九九で七の段が覚えられなかったことがきっかけだったのか。

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舟を編む

今さらだが、手に入れる機会があったもので読んでみた。面白いだろうことは分かりきってるのだが、やはり面白いのだ。

映画になり、アニメになり、大人気の作品だったので、既読の人も多いことだろう。 続きを読む

パードレはそこにいる

こないだ読んだ沈黙では、キチジローがパードレパードレと神父に呼びかけていたが、本作ではそのまま、父の意味である。ただどんな種類の父かというと。。

タイトルがじわじわ生きてくるね。 続きを読む

女房が宇宙を飛んだ

なぜ、今時、この本を読んでいるのかというと、先日、人と話していた時に「昔、職場の後ろにあった慶應大学病院の女性の医者が、宇宙飛行士になってね」と言われたからである。

そんな、となりの家のみっちゃんがお嫁にいったみたいに、宇宙飛行士のこと話すことってある?!と面白がっていたら、その夫である著者の書いた本が面白いとさらに続き、これは読むしかないなと思った次第なのである。 続きを読む

ロボット・イン・ザ・ガーデン

プーレーミーアームー!
飛行機のプレミアム席に乗りたいとダダをこね、ジタバタするタング。

ダメだ。可愛い、かわいすぎる。誰かと、この可愛さを分かち合いたい。

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桜ほうさら

いいねぇ。桜の名前をつけた本なら、これくらいのおとぼけ主人公が良い。

しかし、この主人公、古橋笙之介は怒らないね。女性や子どもに小馬鹿にされても。母や兄に、覇気がなくてだらしないと冷たくされても。壮大な陰謀の歯車にされていたことに気がついても。

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百鬼夜行抄

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やれやれ系男子の現代妖怪物語。この漫画を読み出してずいぶん経つなぁ。

怪奇幻想小説家だった祖父を持つ、主人公の飯島律は、幼い頃から、人には見えないものが見えた。 続きを読む

この世の春 下

春が近づいて来たこの季節に読むのに相応しそうなタイトルであるが、内容はむしろ逆説的だ。

おりしも児童虐待のニュースは引きも切らず、見るたびに惨憺たる気持ちになる。読み終わって、飲み下すのにしばらくかかり、気がついた。

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