チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷

読む本をどこで探すの?と聞かれることがある。読書メーターで趣味の合う人を参考にする、新聞・雑誌・ネットの書評を参考にする、などがあるのだが、この本について言えば連想ゲームである。

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サピエンス全史 下

人は物事を、「通し」で見たくなるものなのである。年末年始の再放送ドラマの一挙放送を、年の瀬の忙しい中、ついつい何時間もかけて見てしまったりする。

 

流行りのグローバルヒストリー(地球的規模での世界の諸地域や各人間集団の相互連関を通じて、新たな世界史を構築しようとする試みであり、世界中の学界で最も注目を浴びている歴史のとらえ方である。引用:グローバルヒストリーが照射する新たな舞台 )の人気本、下巻である。

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サピエンス全史 上

ユヴァル・ノア・ハラリは言うのである。

まったくホモサピときたら自分たちは賢い賢いと言いながら、オーストラリア大陸にいっちゃあ大量の種の大型動物を絶滅させ、アメリカ大陸にいっちゃあ殆どの種の大型動物を絶滅させ、恐ろしい話だよと。

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独ソ戦 絶滅戦争の惨禍

 

なんだかおかしいなとずっと思っていたのだ。ヒトラーがただの狂人だったというのなら、どれだけの権力を握っていたにせよ、1人の狂人にすべての人が支配され、止めることが出来なかったなどということがあるものだろうかと。 続きを読む

辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦

インテリ歴史オタクのおっさん二人が、飲み屋で存分に持論を戦わせてるような本。あ、もちろんお酒は入ってないはず。

でも、こういうオタクの人たちが、マニアックな知識と経験をもとに、好きなように語ってくれる歴史は、なぜこんなに面白いのか。

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1995年

2018年7月6日、オウム真理教の松本智津夫死刑囚と教団幹部ら7人の死刑が執行された。

地下鉄サリン事件は、当時高校生で、特にニュースに強い関心を持っていなかった不勉強な自分からしても、非常に印象の強いものだった。

それに続くメディアの狂乱も含め、何か特別なことが起きているというのは体感として覚えている。

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