『サカナとヤクザ』パンチの効いたタイトルである。これが『漁業と反社会的勢力の黒い霧』とかだったら、きっと売れていないだろうから、まずはタイトルで成功してると思うこの本。
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生きていてもいいかしら日記
子育てに疲労困ぱいのそこのあなた。会社の上司にうんざりのそこのあなた。はたまた、将来に漠然とした不安をもつそこのあなた。北大路公子による、笑いの滋養強壮と栄養補給ははいかがでしょう?
続きを読む羆嵐
龍神の雨
路地の子
私のことはほっといてください
あれほど電車で読んではいけないと、帯に書いてあったのに、読んでしまった。
結果、湧き出す笑いを抑え過ぎて、涙や鼻水が吹き出しそうになり、無理やりページを閉じて、まったく関係ないジャンルの本を開いて気分を落ち着かせた。危なかった。本当に電車で読んではいけない。
続きを読む絶景本棚
ザ・ロード
あまり好みではなかった。なぜなのかを考えてみた。
私はもともとファンタジーがあまり得意ではない。現状の理屈とは違う理屈で進むストーリーは建設的な対応策が取りづらい。
グレート・ギャツビー
キザな言い方をすれば、これは富という太陽に魅せられたイカロスの話なのだ。
先日、グレート・ギャツビーを雑に引き合いに出したので、フィッツジェラルドか村上春樹に怒られる(笑)と思い再読。ほとんど内容覚えてなかったので、こんなに喜劇、悲劇、サスペンスのあふれる面白い小説だったかと驚いた。