ジョン王 投稿日時: 2023年2月21日 投稿者: honyomuhito 返信 ジョン王 created by Rinker 考えてみれば当たり前のことではあるが、戯曲というのは人の会話だけで物語を進行するので、読み物として読むとどいつもこいつも、まあよく喋る。みーんな俺が俺がいやいや私がってのばっかりでキャラクターの見分けがつかない。 続きを読む →
動物農場 投稿日時: 2023年2月21日 投稿者: honyomuhito 返信 動物農場 created by Rinker created by Rinker 最近ダーウィン事変という漫画を読んでいて、この漫画幼い頃に読まなくて良かったなと思ったのである。なにせ 「風の谷のナウシカ」を見て人間など滅べばいいのにと思うタイプの子どもだった。今のSDGs全盛の世ならますます面倒なことを言い出しそうである。 続きを読む →
兄の終い 投稿日時: 2023年2月21日 投稿者: honyomuhito 返信 兄の終い created by Rinker 読み終わってひと休みしてから、まず私は風呂場の鏡のウロコ汚れを磨き落とし、夕飯で使った食器を洗い、銀行口座の残高を確かめた。 なるほど人が急に死ぬということは、ことほど左様にあれこれがつまびらかになり予想外のお金がかかるものなのか。そうだろうとは思っていたが実際のところを読むとなかなかに厳しい。 続きを読む →
流星ひとつ 投稿日時: 2023年2月21日 投稿者: honyomuhito 返信 流星ひとつ created by Rinker 「流星ひとつ」とは言い得て妙であった。沢木耕太郎にとっては藤圭子は流星だったのか。鮮やかで、明るく、強く、跡を残して消えていく。 優れたインタビューというものはどういうものだろうか。本人も知らないその人を引き出すようなものだろうか。現役の歌手だったころを知らないので、私にとって藤圭子の知識は、あの宇多田ヒカルの母親でたいそう歌がうまかったらしいことと、晩年難しい状況であったらしいということだけだ。 続きを読む →