ツルゲーネフおじさんによる失われてしまったものを愛おしむ文学である。ロシア文学と言えばドストエフスキーとトルストイ、チェーホフとツルゲーネフくらいしか知らない。しかもメンツの何人かはロシアで間違えないよね⁉︎と調べるくらいのあっさい知識である。
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11月に去りし者
異邦人
ランゴリアーズ
死んだら飛べる
ホラー小説を書く作家は怖がりだという説がある。少なくともスティーブン・キングについて言えばそれは自他共に認めるものだろう。キングの恐怖症のひとつである飛行機についてのホラー小説を集めたアンソロジーである。
春にして君を離れ
コンラッド
すばらしい新世界
面白かったなあ。ぼーっと読んでしまったが、ぼーっと読んだにもかかわらず、あれだけ主体が変わるのに理解しやすくて、現代にも通じていて興味深く、新訳とは言え古い小説であるのに全く違和感がなかった。やはり古典SFの名作であり20世紀の英文学を代表すると言われる評判は伊達じゃないのだ。これは買うかな。
仏陀の鏡への道
小さい頃にインディー・ジョーンズシリーズを見ていて、なぜ彼は作品が変わるたびに恋人が変わるのだろう。前のあの人とはどうなったんだ!と憤慨したものである。本作でニール・ケアリーは猛烈な恋をする。ニール・ケアリーお前もか!つい、そう思ってしまった。同窓生だったあの子のことはどうするんだ。
闇の奥
美しい文章なのだが何を言いたいのかよくわからんなと思いながら読んでいた。映画 「地獄の黙示録」の原作であるコンラッドの「闇の奥」である。