すべての見えない光

般的にワンセンテンスは短い方が良い文章だと言われる。人は語りたいことがあるとき、伝えようとするあまりに冗長になり、過分になり、したがって伝えたいことは伝わりづらくなる。

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冬の犬

勝手な印象であるが犬を男性性、猫に女性性を象徴をするイメージを持っている。

 

本書から強い男性性に満ちた印象を受ける。精力が強いことを生命力の証しとし、生殖を生きることそのものとみなす。家畜動物の繁殖、人間が家族を増やし子孫を継いでいくための生殖。

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そしてミランダを殺す

面白い!この本がミステリーとしてとても上質でありつつどこか痛快さも兼ね備えているのは、一見か弱い女たちが財力があったり力強いはずの男たちをいいように手のひらで操りに操りまくっているからだ。まあ、この女たちのたくましさに比べ、男たちの情けないことよ。 続きを読む

暗殺者の正義

究極の行き当たりばったりヒーロー。いやもう「生き」当たりばったりと書きたいくらいだ。アンタ主人公じゃなかったら何回死んでると思ってんだと、小一時間説教したい。 続きを読む

短編画廊 絵から生まれた17の物語

暑い夏の朝に読んで眼が覚めるような感覚。鮮やかな切れ味、粋な読み口。短編集のいいところを集め、アンソロジーとはかくあるべきというような逸品だ。 続きを読む

解錠師

現在と過去を行ったり来たり系小説。たまたま2冊続けて読んだのだが、この手法ってボーッとしてる時期に読むとストーリーにおいてきぼりをくらいがち。もしくは、もともとアタマが悪くて、ついていけてないだけか笑。 続きを読む