そうか料理というのは突き詰めると思想なのだな。
自分で作るのか、作らないのか
人の料理の内容にこだわるか、こだわらないか(文句言うヤツは自分でやれよと思う私見も含めて)
手間を惜しまず、手をかけるかかけないか
食材や調味料に凝るのか、凝らないのか
おいしさを追求するのか、しないのか
食というものに意味を見出すか、見出さないか
雲仙・普賢岳噴火災害、倉敷公害訴訟、尼崎公害訴訟、そして阪神淡路大震災の災害復興支援など、数々の災害や公害対策で被害者側に立ち都市計画コンサルタントとして携わってきた淺野弥三一氏の家族は、福知山線脱線事故に巻き込まれた。
「さあ旅に出なさい。世界じゅうに文化を届けるのです。」「本と一緒にいつまでもお待ちしてますので、ごゆっくり少しずつどうぞ」。中盤以降、名言が多すぎる!これは素晴らしい本だ。
世の中の職業には、普段あまり接する機会が少ないが、いざお世話になるときにはがっぷり四つに組み合ってお付き合いしなければいけないものがある。警察、弁護士、医療関係者などがそれに当たるだろう。
コロナ騒ぎが世間を席巻する最中、北極にはウイルスいるのかなあ、温度が低すぎでウイルスが活動出来ないか。でもヒトも犬も活動出来ないけどな、などと考えていた。
スルースキルは生きていくのに大切という話。この場合のスルースキルとは、煽られた時に受け流すことだけをささない。気に食わないことがあっても、それにいちいち食いついていかない。自分の気持ちを追求しすぎて自らを追い込まない、も含んでいる。
このイカしたタイトル。著者の中学生の息子くんがノートに走り書きした一節だというのだから恐れ入る。