羆小説が好きだと言っていたら、ゴールデンカムイを貸してくれる人がいて、ゴールデンカムイを面白いと言っていたら、アイヌのムック本を貸してくれる人がいる。
実に幸せなことである。 続きを読む
『サカナとヤクザ』パンチの効いたタイトルである。これが『漁業と反社会的勢力の黒い霧』とかだったら、きっと売れていないだろうから、まずはタイトルで成功してると思うこの本。
続きを読む世の中には酒場や居酒屋のマニアという人がいる。私は酒場も居酒屋も好きな方だが、その人たちとの違いはフットワークの軽さとこだわる方向性であるように思う。
AIによってヒトの仕事の多くが奪われてしまうのではないかという最近の疑念について、著者は決して悲観的ではない。悲観しているのはAIに出来ない事が出来る人間が減っているのではないかということだ。
この間読んだサブプライムローンの狂乱を描いた「世紀の空売り」があまりにも分からなかった直後に読む機会があったので、おっ!ちょうどいいや。あわよくばこちらもよくわからない仮想通貨のことも少しわかるかなという助平心で読んだ。 続きを読む
子供の頃、家族で海水浴に行くときに持っていった本が、キングの「霧」(後味悪映画「ミスト」の原作)。どこからツッコんでいいかわからない行為だが、おかげさまで、夜1人でトイレに行けなくなって、大騒ぎした記憶がボンヤリと。
私は怖がりだ。人はなぜ怖がるのに、わざわざ恐ろしい物を見てしまうのか。怪談、ホラー小説作家の平山夢明が描く恐怖についての考察。 続きを読む
警察の刑事部と言えば、殺人・強盗・放火など凶悪犯罪を扱う捜査一課、組織犯罪や暴力団を取り締まる捜査四課などはドラマ見てるとよく出てくるのだけど、二課って何やってるところか覚えてなかった。知能犯扱うところで、汚職とか詐欺とかを扱うのね。本作を読んで納得、これは地味でドラマにしづらいわ。とか思ってたら、本作はWOWOWでドラマになってた。失礼しました! 続きを読む