今はもういない生き物たちの図鑑として見るだけで楽しい本だ。先カンブリア時代から古生代、中生代、新生代の海の生き物たちの変遷を大きな流れで追うことができる。
「40 自然科学」カテゴリーアーカイブ
先生、オサムシが研究室を掃除しています!
鳥取環境大学の名物研究者が「自然豊かな大学を舞台に起こる動物と人間をめぐる事件の数々を、人間動物行動学の視点から描く」人気の「先生!」シリーズ。
続きを読む酒好き医師が教える 最高の飲み方
多分世界中の人が知っているであろう事実「酒の飲み過ぎは身体に良くない」。が、何とかして健康に触らずに酒を飲みたいという呑んべえの欲張りな要求に応えようとする1冊。
私はすでに死んでいる
難しいのはわかっているのに、この手の本をつい手に取ってしまう。自然科学の分野が、人類の永遠の命題である「自分探し」、「自己とは何か」という、問いへの答えをくれるのではないかと、考えてしまうからだ。 続きを読む
ほぼ命がけサメ図鑑
牧野富太郎 なぜ花は匂うか
植物大好きおじさんからの植物達へのラブレター。「私は植物の愛人としてこの世に生まれてきた気がします」には痺れた。
Wikipediaによれば、著者の牧野富太郎は「『日本の植物学の父』と呼ばれ多数の新種を発見し命名も行った近代植物分類学の権威である。」
友人にこの人の本を持ちながら、散歩をすると楽しいと教えてもらった。
脳の意識 機械の意識
機械は意識を持つことができるのか。
「ブレードランナー」や原作の「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」、「マトリックス」、「ターミネーター」、「ロボコップ」、「銀河鉄道999」、「からくりサーカス」もそうかな。SFじみたこの疑問をテーマにしたフィクションは、国内海外、新旧含め枚挙にいとまがない。 続きを読む
発達障害は最強の武器である
ずば抜けて頭が良く、何にでも関心を持ち、自由奔放で口の悪いおじさん。
著者は元マイクロソフト日本法人の社長で、投資コンサルティング会社を持ち、ノンフィクション系の書評サイトHONZ(私はよくここで読みたい本を見つける)の代表。
死体は嘘をつかない (全米トップ検死医が語る死と真実)
世の中には、あまりにショッキングなため、特別な訓練を受けていない人間が、見てはいけないものがあると思う。心が衝撃を受けすぎてしまうから。
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