メキシコ版ゴッドファーザー。ドン・ウィンズロウは華麗に、劇的に、残酷に、そしてメキシコへの愛を込めてストーリーを紡ぐ。 続きを読む
月別アーカイブ: 2019年5月
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勝手に生きろ!
ヘンリー・チナスキーは胸より尻派である。この自伝的作品の著者のチャールズ・ブコウスキーの画像を見るとダメなヘミングウェイみたいで、酒浸りの津川雅彦のようでもある。ええ、そりゃおモテになったでしょうね。 続きを読む
ジェノサイド
冒頭にいきなりバーン!と広げられる、壮大なスケールの大風呂敷!
にも関わらずストーリーは大きな2つの流れの中で、計算し尽くされた緻密さと読むものを引きつけて話さないダイナミズムという矛盾した要素を備えながら、非常に華麗なまとまりをみせる。 続きを読む
太陽を創った少年
世の中のお父さんお母さん。もしあなたのお子さんに「核融合に興味があるんだ。車庫に核融合炉作っていい?」と言われたらどうします?
幸せなひとりぼっち
連休の終わりにいいもの読んだ。クスクス笑いながらじんわり泣いた。これは名作だ!みんな本当に読んだ方が良い。 続きを読む
最後の証人
休みボケと二日酔いのとろけた脳みそで読んだが、それでもお見事な構成。何時間かで一気に読みきらせる筆力に感嘆。 続きを読む