人がすることの中で、理解できない、いくつかのうちの一つが登山だ。なぜわざわざしんどい思いをして、危険を伴って、山に登らねばならないのか。
でも意識しているということは、気になっているということだから、いつか登山したくなってしまうのかもしれない。例えば、こんな本を読んでいると。 続きを読む
人がすることの中で、理解できない、いくつかのうちの一つが登山だ。なぜわざわざしんどい思いをして、危険を伴って、山に登らねばならないのか。
でも意識しているということは、気になっているということだから、いつか登山したくなってしまうのかもしれない。例えば、こんな本を読んでいると。 続きを読む
人間失格風味、八つ墓村って感じですかね。実際に起きた「河内十人斬り」を題材にした町田康によるフィクション。つ、つかれた。 続きを読む
ずっと人気のシリーズなのは知っていたが、なんとなく手がつかなかった。通勤電車の中で、中高年のおじさんが何作目かを読んでいた。この年代の男性も好きなのかと意外に思い、読みたい本の中から優先順位を上げて読むことにした。 続きを読む
子供の頃、家族で海水浴に行くときに持っていった本が、キングの「霧」(後味悪映画「ミスト」の原作)。どこからツッコんでいいかわからない行為だが、おかげさまで、夜1人でトイレに行けなくなって、大騒ぎした記憶がボンヤリと。
私は怖がりだ。人はなぜ怖がるのに、わざわざ恐ろしい物を見てしまうのか。怪談、ホラー小説作家の平山夢明が描く恐怖についての考察。 続きを読む
人は自分の仕事を決めるまでに、どれほどの職業と出会うのだろう。
教師や医者など実際に自分が接したことのある職業。服飾デザイナーやゲームクリエイターなど身の回りにある物を作る職業。本で読んだり、TVで見て憧れるスポーツ選手や有名人の職業。親がついていた職業。出会えるのは、そんなものではないだろうか。 続きを読む
「辺境の怪書、歴史の驚書、ハードボイルド読書合戦」を読んでいたら、町田康の「ギケイキ」が出てきた。読みたい本登録していたことを思い出した。町田康は昔「くっすん大黒」読んで、独特の世界観にハマりきれず途中リタイア。図書館で偶然本書を見つけて、本好きの人々にも評判が良いので、久しぶりに読むことにした。
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警察の刑事部と言えば、殺人・強盗・放火など凶悪犯罪を扱う捜査一課、組織犯罪や暴力団を取り締まる捜査四課などはドラマ見てるとよく出てくるのだけど、二課って何やってるところか覚えてなかった。知能犯扱うところで、汚職とか詐欺とかを扱うのね。本作を読んで納得、これは地味でドラマにしづらいわ。とか思ってたら、本作はWOWOWでドラマになってた。失礼しました! 続きを読む
インテリ歴史オタクのおっさん二人が、飲み屋で存分に持論を戦わせてるような本。あ、もちろんお酒は入ってないはず。
でも、こういうオタクの人たちが、マニアックな知識と経験をもとに、好きなように語ってくれる歴史は、なぜこんなに面白いのか。