暑い夏の朝に読んで眼が覚めるような感覚。鮮やかな切れ味、粋な読み口。短編集のいいところを集め、アンソロジーとはかくあるべきというような逸品だ。 続きを読む
暑い夏の朝に読んで眼が覚めるような感覚。鮮やかな切れ味、粋な読み口。短編集のいいところを集め、アンソロジーとはかくあるべきというような逸品だ。 続きを読む
現在と過去を行ったり来たり系小説。たまたま2冊続けて読んだのだが、この手法ってボーッとしてる時期に読むとストーリーにおいてきぼりをくらいがち。もしくは、もともとアタマが悪くて、ついていけてないだけか笑。 続きを読む
これが有能な猟師である父親に憧れる子どもが、父親に猟師としての英才教育を受ける話であればどれだけ良かったか。娘は確かに父親を愛し憧れていたが、父親は彼女の母親を誘拐し監禁して子産ませた人物だった。 続きを読む
あんまりにも梅雨が梅雨らしくて腐りそうだったので、何か景気のいい派手なもの読みたいと呟いたら教えてくれて人がいたのだ。素晴らしい!これですよ、今、私が読みたかったのは。 続きを読む
なんだこの薄氷を踏むような緊張感の母娘の会話は。一歩間違えると奈落に落ちてしまいそうだ。決して喧嘩をしているわけではないし、難しい話をしているわけでもないのに。 続きを読む
上巻で若者たちの成長譚は終わる。後は地獄の道を果てしない奈落(あるいは天空)に向かってひた走るばかり。 続きを読む
ヘンリー・チナスキーは胸より尻派である。この自伝的作品の著者のチャールズ・ブコウスキーの画像を見るとダメなヘミングウェイみたいで、酒浸りの津川雅彦のようでもある。ええ、そりゃおモテになったでしょうね。 続きを読む
子どもの頃に、人の名前なんてみんな記号でいいじゃないかと言って親に怒られたことがあった(ような気がする)。 続きを読む
プーレーミーアームー!
飛行機のプレミアム席に乗りたいとダダをこね、ジタバタするタング。
ダメだ。可愛い、かわいすぎる。誰かと、この可愛さを分かち合いたい。