いい加減になんでもかんでも熊嵐を引き合いに出すのはよせという向きもあるかと思いますが、アイヌと言えば北海道で羆だもの仕方ないじゃないということで。 続きを読む
「30 社会科学」カテゴリーアーカイブ
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辺境メシ
行き当たりばったりにかけては右に出るものはいない高野氏。持ち前の行動力で渡り歩いた世界中で、いろんなものを食べる。日本人がゲゲっと思うものから、現地の人がアタシそんなもの食べないよと言うものまでなんでも食べるのだ。 続きを読む
山怪: 山人が語る不思議な話
ぜーんぜん怖くないんだけど。そう思って読了したのである。語られる逸話は、地方のマタギなど猟師の人々の中で、昔から語り継がれている話をとりとめもなく綴ったものであり、オチがとか種明かしがとかそういう話ではない。 続きを読む
認知症の親と「成年後見人」
最近よくある「親が歳をとったら読む本」。著者は「70歳を過ぎた親が元気なうちに読んでおく本」を出しているが、私見では60歳を過ぎたら早すぎるということはないように思う。
最底辺
ルポタージュと言えば潜入取材。しかしこのルポライターの潜入の様子は、ほとんど常軌を逸している。 続きを読む
GAFA
流行りのビジネス本は、ちょっと読むのが遅れるとすぐに旬が過ぎている。かといって買って読むほどの執着はないので、図書館で借りたりすると順番待ちに時間がかかり、ますます時期に乗り遅れることになる。 続きを読む
江戸前 通の歳時記
ヨコハマメリー
真白い衣装に、白粉を塗りたくった白い顔と手足。強くアイメイクを施した目元は、隈どりのように黒い。姿勢は良いが、その背中は長年の路上での生活のためか、大きく曲がっている。 続きを読む
上野アンダーグラウンド
上野は、わりと土地勘がある街だ。作中に出てくる九龍城みたいな風俗がいっぱい入ってるビルを知ってるし、駅のすぐそばにあった大人向け雑貨屋が、しばらく前になくなったのも知っている。
会計の世界史
数字が苦手なのだ。苦手というか、いっそセンスがない。
それは繰り上がりの足し算でつまずいたことから始まったのか、はたまた、掛け算九九で七の段が覚えられなかったことがきっかけだったのか。